Seasons Of Love 和訳 – RENT

さて、新たな取り組み。英語歌詞の翻訳です。
ずっとやりたかったことで、とうとうやる気になりました。

まず1曲目は、RENTのSeasons Of Love.
いい曲です。
個人的にもいろいろ思い出がある曲。

この間行った友人の結婚式で流れて、いい曲だと再確認。
そんな訳で、和訳です。

2015/10/07 追記:ソロの部分の色分けと、韻を踏んでいると思われる歌詞のマークを追加しました。
2016/12/19 追記:URLを変更しました。
2016/12/21 追記:内容を見直して、考察を追加しました。
2019/04/26 追記:PC版で対訳形式で表示されるようにしました。見やすくなった?


ALL:
Five hundred twenty-five thousand
Six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand
Moments so dear
Five hundred twenty-five thousand
Six hundred minutes
How do you measure
Measure a year?

ALL:
525,600分
 
52万の
大切なとき
525600分
 
一年を
どうやって計る?

ALL:
In daylights
In sunsets
In midnights
In cups of coffee
In inches
In miles
In laughter
In strife
In five hundred twenty-five thousand
Six hundred minutes
How do you measure
A year in the life

ALL:
夜明けの数で
夕焼けの数で
過ごした真夜中の回数で
コーヒーを飲んだ回数で
インチで
マイルで
笑った数で
争いの数で
525,600分で
 
人生の一年を
いったいどうやって計る?

ALL:
How about love?
How about love?
How about love?
Measure in love
Seasons of love
Seasons of love

ALL:
愛はどうだろう?
愛はどうだろう?
愛はどうだろう?
愛で計ってみよう
愛という季節で
愛という季節で

JOANNE:
Five hundred twenty-five thousand
Six hundred minutes
Five hundred twenty-five thousand
Journeys to plan
Five hundred twenty-five thousand
Six hundred minutes
How do you measure the life
Of a woman or a man?

JOANNE:
525,600分
 
52万の
旅の計画
525,600分
 
ひとりの女や男の人生を
どうやって計る?

COLLINS:
In truths that she learned
Or in times that he cried
In bridges he burned
Or the way that she died

COLLINS:
彼女が学んだ真実で
彼が泣いた回数で
彼が絶った退路の数で
彼女の死に様で

ALL:
It's time now to sing out
Tho' the story never ends
Let's celebrate
Remember a year in the life of friends

ALL:
物語は終わらないけど
今が歌うその時
さあ祝おう
友の人生の一年を忘れないでいよう

ALL: (JOANNE:)
Remember the love
(Oh you got to, you got to remember the love)
Remember the love
(You know that love is a gift from up above)
Remember the love
(Share love, give love, spread love)
Measure in love
(Measure, measure your life in love)
Seasons of love
Seasons of love

ALL: (JOANNE:)
愛を忘れないで
(そう、愛を忘れてはいけないわ)
愛を忘れないで
(愛は天からの贈り物だって)
愛を忘れないで
(愛を分け、与え、広げよう)
愛で計ろう
(あなたの人生を愛で計ろう)
愛という季節で
愛という季節で


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気づいたこととか。

  • 第二幕の幕が上がると同時にこの曲が始まります。
    • この曲だけ異色。ストーリーとは独立して歌われます。
      • 他の曲は登場人物が実際にしていること(会話、主張、感情表現)が歌になっていますよね。
    • ばらばらにキャストが入って来ますが、横一列に並んで歌い始めると移動をしません。(リズムに乗るとか、目線を合わせる程度はやる。)今まではあれだけ動き回っていたのに。
  • ソリストの二人は、端役(Jefferson夫妻)が多いようです。端役なのにこの歌唱力ってなんなの。下にもYoutube貼り付けましたが、もの凄い。
    • 映画版ではJoanneとCollins。
  • ちなみに映画版ではオープニングに歌われます。たしかに映画で途中に歌われても「なにこれ?」となりますね。
  • 曲の内容は、「これまでに起こったこと」と、「これから起こること」を意味しているのではないかという部分があります。そういった目線で見てみると…
    • truths that she learned:April(Rogerの元恋人)でしょうか。MimiがRogerのHIV+を知るところかも?
    • times that he cried:Collinsかな?
    • bridges he burned:Santa Feに移動するRoger君?
    • the way that she died:これはAngelですね。Aprilという意見もあるでしょうが。
  • Wikipediaによると、こんな内容が書いてあります。

    こうした曲目の中には、ちょっとした「アクシデント」で書かれたものもあった。ある日ジョナサン・ラーソンは親しいアフリカ系の女性の友人と『レント』の曲目について意見を交換していた。この友人は、ラーソンがどんなスタイルの曲でも書けることに感心しつつも、「でもゴスペルだけはきっと無理よ」とからかい半分に言った。2週間後、彼女と再会したラーソンが「こんな感じ?」とピアノで弾き語ってみせたのが、“Seasons of Love” だった。

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